仏教壮年の声

-全国の仏教壮年会会員の皆さんから、ジャンルを問わず様々な”声”をお伝えしていきます-

 私のお寺への第一歩-現在の活動-

                          仏教壮年会連盟理事長 種村 美樹

 私がお寺に足を運ぶようになったのは、25年ほど前になります。

 幼少期にはじめた水泳のため16歳から寮生活を送り、就職も愛知県で地元の三重を離れていたこともあり、それまでは一度もお寺に足を運んだことがありませんでした。

 子どもが小学生になるのを機に、三重に帰ることを考えての海外赴任で日本を離れ、私のお寺への第一歩は、体調を崩しながらも渡航を後押ししてくれた父が亡くなり帰国した時になります。

 その後、地元に戻り、伯父から誘われて、何もわからないまま参加したのが、源光寺の仏教壮年会活動でした。ご高齢の方ばかりのなか、当時35歳の私は話をただ聞くだけでしたが、先輩方が親身にお寺のことを教えてくださり、その後、員弁(いなべ)組、東海教区、そして第2連区大会にも参加し、お聴聞を重ねました。

 み教えを依りどころお聴聞し、朋友との出会いを大切にお念仏の輪を拡げるため、源光寺や組での仏壮活動を通じてご縁づくりをすすめた結果、今では仏壮会員の平均年齢も若くなり、活気ある活動となっています。

 仏教壮年会連盟理事長に就任した現在は、連盟の組織拡大と活動の充実をすすめておりますが、過疎高齢化、お寺離れ、生活スタイルの変化で、取り巻く環境は年々厳しくなっております。連盟綱領にある「われわれ仏教壮年は、自らの生き方を親鸞聖人のみ教えに聞き、ともにお念仏申す朋友の輪を拡げ、心豊かに生きる社会の実現をめざす」を目標に、組織の活動の拡大と活動の充実をすすめ、持続的な活動ができるよう努めています。

「お寺に来てよかった」「仏壮はいいな!」「お寺が依りどころになった」と喜んでいただけるよう、全国の仏壮会員、評議員の方々とともに活動の活性化を図っていきたいと思います。活動の原点でもある「お念仏」を大切にしてお聴聞に励み、朋友の輪を拡げ、社会に貢献していく仏教壮年会連盟になるようご縁を大切に精進してまいります。

(「宗報」20242月号 巻頭言より転載)

2023(令和5)年度第5連区「仏教壮年会セミナー」(熊本)に参加して
                 長崎教区仏教壮年会連盟理事長
                仏教壮年会連盟長崎教区評議員 園田 祥隆

 1990(平成2)年から1995(平成7)年まで続いた雲仙岳の噴火活動には、自然の凄まじさと恐ろしさを思い知らされた。この時、消防団として活動された仏壮会員の方もいると聞く。38回の土石流、7回の大火砕流によって、負傷者12人、行方不明3人、死者41人、建物被害は2,511件、被害総額は何と2,2994,197万円におよんだという。この大惨事から約200年前の1792(寛政4)年には「島原大変肥後迷惑(しまばらたいへんひごめいわく)」と伝承される大災害が起こっていたのだ。死者は1万5,000人にのぼる、日本史上最大規模の火山災害である。

<島原大変肥後迷惑>とは、

 江戸時代の1792521日(寛政441日)に肥前国島原(現在の長崎県)で発生した雲仙岳の火山性地震およびその後の眉山の山体崩壊(島原大変)と、それに起因する津波が島原の対岸の肥後国(現在の熊本県)を襲ったこと(肥後迷惑)による災害である。(出典:フリー百科事典『wikipedia』)

 セミナー当日、2023(令和5)113()8:40 セミナーの会場である熊本教区教務所まで車を出してくれる予定のA氏より、少し遅れるとのメールが…。8:43忘れ物に気付き、取りに帰りますとのメールが…。9:18 10時半ごろになりますとのメールが…。車が混んでいたとみえて集合場所のJR佐世保駅には10:50に到着。急いで車に乗り込み熊本に向けて出発。当初の予定では、9:30にJR佐世保駅で待ち合わせ、途中昼食を済ませて、余裕を持って現地に入るはずであったのだが…。1時間20分の遅れの「大変」な事態に…。実は私には前科があるのだ。それは、A氏と一緒に参加した、あの「第24回全国仏教壮年大会」の時のことだ。大会前日の414日、集合場所の長崎空港へ自宅のある佐世保より車で向かっていたのだが、途中で忘れ物に気付き、自宅に引き返すはめに…。集合時間の8:10には間に合わず10分ほど遅刻。大失態を犯してしまった。そういうこともあって、A氏の心中察するに余りある。さて、車は「西九州自動車道」から「長崎自動車道」へ。鳥栖ジャンクションにて「九州自動車道」へ合流。祝日のせいか混んでいてスピードに乗れない。北熊本で高速道を降り、一般道へ。昼食は、コンビニにてA氏お勧めの「カツサンド」を調達、車の中でかきこむ。これが意外にうまい。「熊本教区教務所」到着は、開始10分前の13:20。何事もなかったような顔で会場内へ。「大変」ではあったが、皆さんに「迷惑」とならなかったので良しとしよう。

 「大変」の原因となったA氏の忘れ物とは…、「袈裟(けさ)」。いつ忘れたことに気付いたかというと「袈裟」だけに「今朝(けさ)」。

 それはさておき、今回のセミナーのキーワードは「交流」。「熊本組 廣徳寺仏教壮年会」、「天草上組 観乗寺仏教壮年会」、「小国組仏教壮年会」の三組の方が事例を発表された。共通しているのは、仏教婦人会等の他団体との交流を積極的に行っていることだ。天草上組観乗寺仏教壮年会の方からの「私は仏教婦人会に入っています」との発言に一瞬どよめきが…、そして笑いが…。このお寺は、寺院の活性化のため、盆提灯の飾り付けを行っているとのことだが、竿の組み立ては男性、提灯を紐で竿に括り付けるなどの仕事は女性。と、役割を分担して和気あいあいと作業を行っているとのことだ。一人でも多くの方々がお寺にこられるようにとの共通意識でもって活動されていることに頭が下がる。そして、このセミナー参加者の中に女性の姿が。人吉別院から仏壮の会長として来られたとのこと。「壮年」は男性だけではないと知っていながらも、やはりこれにはびっくり。新たな形態に、なにか可能性が感じられる。時代や形態は変わっても朋友の輪を広げ、念仏の輪を広げることが肝要であろう。

 最後に今回の講師 大松龍昭先生が凄い。何が凄いかというと、「ルービックキューブ」だ。色を揃え六面完成。短時間に、しかも話をしながら…。凄すぎ。「ルービックキューブ」に気を取られて、講義の内容はさっぱり忘れてしまったが…。

南無阿弥陀仏 合掌

 

「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要記念
         24回全国仏教壮年大会」に参加して
                 長崎教区仏教壮年会連盟理事長
                仏教壮年会連盟長崎教区評議員 園田 祥隆

 「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要記念第24回全国仏教壮年大会」が、スローガン『ご縁を慶び、お念仏とともに』、テーマ『聖人のみ教えつないでお念仏申す朋友の輪』を掲げ、415()は本願寺御影堂、16()はホテルグランヴィア京都にて開催された。

 全国大会の開催は、新型コロナウイルスの影響もあり6年ぶり。15日の「法要」には全国から750人が参拝し、同日の「懇親会」に531人、そして16日の「大会行事」には633人の朋友が参加された。

 さて、長崎教区仏教壮年会連盟では、法要前日の14()出発、帰りは16()23日の参拝ツアーを募ったところ、男性24名、女性3名、合計27名(教務所長、事務担当者含む)の参加があったことは嬉しい限りである。

 初日、長崎空港から伊丹空港へ。嵐山にて昼食。親鸞聖人のご往生の地「角坊」に参拝し、京都国立博物館にて『親鸞展』を鑑賞。見応えのある展示であったため、1時間ほどの滞在時間では慌ただしかった。そして宿に入り、徒歩にて夕食会場へ。アルコールも入り、大いに盛り上がる。

 2日目、大会スタッフの私は準備のため単独で本山に向かい、昼食後みんなと合流。パンフレット、記念品等を渡し、役目は終了。本願寺御影堂で法要参拝。法要後、ただちに準備のため懇親会会場のホテルグランヴィア京都へ向かった。

 懇親会はアルコールも入り、大盛況。しかし、私は終了後、翌日の準備があるためアルコールは控えめに…。「教区仏壮連盟旗」の組み立てが待っていた。

 3日目、スタッフは650分会場集合のため、再び単独でホテルグランヴィア京都へ。大会のリハーサル。「長崎教区仏壮連盟旗」を掲げての入場だ。

 旗の角度は45度くらい。これが重いの何の。日頃箸より重たいものは持ったことがない私には耐えられない。

 リハーサルは無事終了。本番もそつなくこなすことができたが、数日後、背筋が妙に痛くなったのはこのせいか…。

 大会の最後に参加者一同で「仏教壮年としての自覚を新たにし、お念仏を喜び、次世代へ繋ぎ、朋友の輪を一層拡げる活動を推進し、自他ともに心豊かに生きることのできる社会の実現をめざす決意をここに表明します」との決意表明を行い、大会は無事終了。 

 私は後片付けを済まし、みんなの待つ昼食会場へ。ビールの一杯がうまい。それから得度習礼・教師教修研修道場で知られる西山別院に参拝し、伊丹空港より帰途につく。長崎空港には19時前に到着。ここでツアーは解散。各々家路へ。

 後日、教区副理事長の平野さんから、「ツアーに参加した方はみんな良かったと言っている」「今度は行けなかった人も誘いたい」との声もあると聞き、この大会は終わりではなく、始まりであると確信した。これを機縁として朋友の輪が拡がり、念仏の輪が拡がることを願う次第である。

 次回の全国大会は2026(令和8)年に岐阜教区で開催予定。南無阿弥陀仏……。

 

※この投稿は、長崎教区教区報2023年秋号に掲載したものを一部変更したものです。

 
輪読会の仲間
           東北教区仏教壮年会連盟 佐藤治雄

 沖縄・北豊・山口・東京・東北~このつながりはなんだと思いますか。

 仏教壮年会連盟の評議員をさせていただいた仲間が、ひと月・ふた月に一度、グループLINEで輪読会を続けています。

 評議員の任期が終わって全国の仲間とお会いしたり、お話しする機会がなくなっていく中、昨年末、沖縄の仲間から輪読会の提案がされ、飛びついたメンバーです。

 題材は雑誌『大乗』の記事や、その時々の教材です。記事の読みまわしをしながら意見交換をするだけの会で、現在門徒5名と僧侶1名の構成です。一度目を通した記事からも、耳から入ってくることで様々な気づきが生まれ、新しい見方や考え方に触れることが楽しくて、次回輪読会のため、自分の予定をやりくりするのもまた楽しいという状態です。

 本年4月の第24回全国仏教壮年大会に参加した翌日に、メンバー全員が京都で本当に久々にお会いし、夜が更けるのも忘れて語りあかしました。

 現在オンとオフの入り混じった状態で活動していますが、当時広報委員をさせていただいた関係で、私がこの「仏教壮年の声」への投稿を執筆することになり、恥ずかしい限りでございますが、ご報告させていただきます。 

 

 

 

『鹿児島教区仏教壮年会連盟 結成50周年記念大会
  これまでの50年これからの50年 〜感謝と創造〜』
          鹿児島教区仏教壮年会連盟 内村玉樹 

 去る令和3年、鹿児島教区仏教壮年会連盟は結成50周年という意義ある大きな節目をお迎えし、記念大会を開催いたしました。

 ひとえにみ仏のお導き、そして多くの先人方のご苦労の賜物であります。

 仏青OBの先達たちは、昭和45年7月26日に全国に先駆けて仏教壮年の組織を誕生させ、この鹿児島教区が仏壮活動の黎明の地となりました。幾多の艱難辛苦を乗り越えてこられた先人方のパイオニア精神は、鹿児島仏壮の護持発展に尽力され、これまでの50年の間に脈々と受け継いでこられました。

 当時の「結成宣言」を改めて振り返り、この仏壮活動を次世代へ伝えていくことが我々の責務であります。

 「ともにお念仏申す朋友の輪を拡げ、心豊かに生きる社会の実現をめざす」ために、これからの50年将来を担う若人には念仏者としてより一層精進され、夢と飛躍を託してまいりたいものであります。

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「You Tube」デビュー!?
        長崎教区仏教壮年会連盟 理事長 園田祥隆

 皆様、ご機嫌いかがですか?長崎教区評議員の園田です。 

 私、ついについに念願の「YouTube」デビューを果たしました。というのも…、昨年度310()に『第5連区 仏壮セミナー』が、「本願寺長崎教堂」にて開催され、それが「YouTube」にアップロードされたからです。 

 新型コロナウイルスの影響で、厳しい状況ではありましたが、「本願寺長崎教堂」をメイン会場とし、長崎教区の方々は対面及びオンライン。他教区の皆様は、オンラインでの参加という形態で、どうにか実施することができました。 

 また、連盟講師の大原瑞雲 先生、組織拡充委員会(拡大担当)から末松義成 副委員長を「本願寺長崎教堂」にお招きできたことは、誠に幸いでした。 

 今回、テーマを『私と仏法との出遇い〜私はこうして出遇った〜』とし、大原先生の基調講演の後、活動事例発表。そして長崎教区仏教青年連盟委員長にも加わっていただき、「パネルディスカッション」を開催した次第です…。 

 ※詳しくは、【WEB】で…!!

(786) 2021(令和3)年度 長崎教区教務所壮年会 - YouTube 

(786) 2021(令和3)年度 長崎教区教務所壮年会 パネルディスカッション - YouTube

 また、「浄土真宗本願寺派長崎教区ホームページ」を開き、下にスクロールして、本願寺長崎教堂SNSから「YouTube」をクリックすると見られます。 

それから、【本願寺新報】(2022(令和4)520日)にも小さな記事ですが、「オンラインで仏壮セミナー 第5連区」と題して掲載されています。

新報記事

宮崎教区仏教壮年会連盟 染川比呂志

 宮崎教区仏教壮年会連盟研修会があり80名が参加しました。コロナの感染状況が落ちついている中で久々の行事開催となりました。

 今回は、お聴聞の機会が限られていることに鑑みて「法話会」として開催しました。

 講師には仏教壮年会連盟指導講師の大原瑞雲先生をお迎えし、講題「お念仏を申す日暮らし」〜阿弥陀様がご一緒してくださるお浄土への道を朋に歩む〜としてご法話をいただきました。

 新型コロナウイルス感染症の影響下で不安な日々を過ごす中、仏法をお味わいさせていただき各々が我が身を省みるご縁とさせていただきました。

 

 

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浄土真宗本願寺派九州地区門信徒の集い
第24回仏教壮熊本大会に向けて

                 熊本教区 陣内 巧

令和2年度に入り、新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われ、熊本教区、各組、単位寺院のイベントや研修会活動など、大きな影響を受け、ほとんどが中止となりました。
教区仏壮理事会においては、別院開催で人数制限を設け、リモート参加での会議です。
来年(令和4年10月30日)は、第24回仏教壮年熊本大会が開催予定です。
平成28年の熊本地震、昨年7月の人吉、球磨地区豪雨災害があり、教区をあげての復興支援に協力致しました。仏教壮年会もできる限り、災害地区に入り片付け作業に人力致しました。また全国の同朋から沢山の支援に感謝です。
今後、熊本教区では力をあわせ第24回仏教壮年熊本大会成功に向けて準備をして行きます。熊本に来て現在の復興出来ているかを是非見て下さい。合掌

『令和3年度「総会」・「研修会」開催』

       長崎教区仏教壮年会連盟 理事長 園田祥隆

 令和3年7月10(土)、「総会」・「研修会」の開催が実現した。2年ぶりの対面による「総会」・「研修会」である。但し、飲食を伴う「懇親会」は残念ながら中止。正副理事長、事務局も新体制となり、「懇親会」を開きたかったのは、やまやまであったが・・・。例年だと、7月初めに「総会」・「第1回研修会」。そのあと「懇親会」へと・・・。そして「第2回研修会」は3月初めに開催されていた。前年度はコロナ禍で、「総会」は「書面審議」。「研修会」は第1回、第2回とも中止せざるを得なかった。真に残念でならない。令和3年5月25日(火)に今年度最初の「理事会」を開き、対面による「総会・研修会」開催が決定した。出席した理事の方々の意見は、「仏壮活動は、規模を縮小しても、何らか継続していく必要がある・・・」。との意見に集約された。開催時期としては「ワクチン接種次第・・・」だとか、様子見の意見も出たが、令和3年7月10日(土)に開催が決まる。

 当日の「研修会」参加者は20名。内訳は仏壮会員の方が19名。それ以外の方が1名。計20名。「総会」では19名の方が参加された。通常であれば、多い時で70名近くの参加者があるのだが・・・、このコロナの感染状況下では上出来だろう。実際、私の所属するお寺では、その日がワクチン接種の方もいて参加したのは私一人だけ。当然ワクチン接種が優先。これはこれで大事なこと。 

 「総会」では「第5連区仏教壮年会セミナー」の長崎教区開催について協議され、全会一致で可決された。また、開催時期としては「ウィズコロナ」、「アフターコロナ」による社会情勢の変化を鑑み、来年(2022年)3月とした。 

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・。〈釋 仰願〉

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佐賀教区仏教壮年会連盟評議員 久保幸宏

 コロナ禍で、殆どの活動が中止になっている中、7月31日(土)に参加者数を制限し、夏安居(夏季研修会)を開催することができました。 

 内容は、「時代や地域の風習で、お寺(住職)の考えで相違はあるものの、何の為に勤めているのか!」を中心にご法話をしていただくと共に、ひとりひとり作法の実践を行い、改めて親鸞聖人のみ教えを正しく理解し、私たち仏壮が持続性のある研修を、次世代へ継承していきたいと思います。 

 それから、教区活動の一環として、例年12月に佐賀教堂の清掃奉仕活動をしており、仏壮だからできる屋根や雨樋の手入れをして、温泉で汗を流し、懇親会で朋友の輪を拡げていきます。 

この活動ができないと、1年が終わらない佐賀仏壮です。

 

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大分教区仏教壮年会連盟 高岡秀和

 昨年度より浄土真宗本願寺派仏教壮年会連盟大分教区の理事・評議員に任命され、研修委員会副委員長に配属になりました。    

 2月に行われました中央研修会はオンライン開催でしたがスタッフとしていい勉強をさせていただきました。 

 大分教区での昨年度の活動は、6月の総会-「門徒壮年結集大会」開催中止となりました。7月の仏壮理事・担当者研修協議会は、11名参加で事業計画を協議、その後工藤憲彰先生より勤式作法について法話をいただき、日頃聞きたくても聞けない作法等いい研修でした。9月の門徒壮年一泊研修協議会も開催中止となり、3月の大分教区仏壮連盟理事・担当者会議で事業計画並びに予算案を協議しました。 

 今年度の事業もコロナ禍で中止・縮小が余儀なくされています。 

まだまだ新型コロナウイルス感染症の影響が続きますが、こんな時こそネットを利用してのお聴聞・会議など、できる事から活動を広げ早く朋友の皆さんとお会いしたいです。

コロナ禍で人生を見つめ直す
  福岡教区仏教壮年会 理事長 末松義成 

 梅雨の最中です。紫陽花も咲き誇るころ、御同朋の皆様もご健勝のことと思います。 

 昨年度7月 浄土真宗本願寺派仏教壮年連盟理事を拝命し、2期目となります。 

 また、研修委員より組織拡充委員会(拡大担当)に配属になりました。 

 組織拡充委員会には、拡大担当と充実担当があり、既に合同で会議を行ってきました。最近はオンライン会議がほとんどになり、zoomにも慣れてきました。 

 教区には組があり、組の仏教壮年会活動もあります。組の中で単位会のない寺院もあります。 

 では、単位会のない壮年の方達も組の研修会に参加できる機会を作ったらどうか。 

 我々壮年になれば、仏教に興味を持ったり、利害関係のない友と会話したいと思ったりするのは、私も同様です。委員会の皆様と協力し、やれる事から活動していきたいと思います。 

 福岡教区でも昨年度、活動につきましては全て中止になりました。 

 緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置などで福岡教堂には出入り禁止になり、もどかしい日々が続いています。 

 今年3月に教区理事会、続き4月に教区理事会で5月の総会中止を審議した結果、理事会での代理審議で決定しました。 

 基本的には研修会も中止ですが、オンライン研修会を時期も含めて検討中です。ご講師は既に決定しており、九州大会(長崎)で好評だった、小谷みどりさん 「コロナ禍で人生を見つめ直す」がテ−マになっております。 

 教区のホ−ムペ−ジを検索すれば誰でも、見て学ぶ事ができ単位会のない寺院の方達も参加することができます。 

福岡教区は教区を東西南北4つのブロックに分けて、持ち回りで教区主催の出向研修会を開催しております。例年通りであれば、ブロック内の組仏教壮年会が開催場所に集合し研修し、終了後は懇親会もやっておりました。これがなかなか地域性を感じ、朋友とのご縁を深める良い機会でもあります。コロナ禍でもあり、この研修会も組と組を繋ぎ10月にオンライン研修会を行う予定としています。

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「素晴らしいご縁をいただきました」
  兵庫教区仏教壮年会連盟 理事長 戸田 勲

 ミャンマーからの留学生 オカピョオ君が、「田植え」を手伝いに、私が住んでいる三木(みき)へ来てくれました。 

 きっかけは、兵庫教区「御同朋の社会をめざす運動」委員会の会議での、コロナ禍の中、大学生が非常に困っているというお話でした。 

 親からの仕送りは減り、また途絶え、アルバイトも飲食店が主だったため収入が激減し、学業を断念する学生も多いとのこと。私は身近に大学生がいないので、知りませんでした。そこまでのことになっているのかと、ショックを受けました。何か支援はないものか・・・というのが、会議の内容でした。 

 私は、会議中まったく案が出てきませんでした。会議(オンライン会議)が終わっても、支援!?「はてさて、う〜ん。はてさて、う〜ん」ばかりで、重たい気持ちでした。 

 ふと、「たしか教区仏壮のスローガンの一つに『できることから始めよう』があったな!今、自分に『できること』でいいんだ」と考え直すと、重たい気分から解放され、案が浮かんできました。 

 教区の先生にすぐに連絡。「今から私の田んぼで田植えが始まります。オペレーターの助手として働いてもらうのはどうでしょうか」と提案をしました。 

 教務所職員のYさんがすぐに手配してくれました。「日本人ではなく留学生なのですがOKでしょうか?」と。そりゃ、留学生も困っているだろう、とOKしました。話は進み、ミャンマーの留学生を支援しているNPO団体の方を紹介され、あとはその方とのやり取りでした。 

 ミャンマーは今、大変な時。学生さんも集会だろうと半信半疑でしたが、田植え10日前に、NPO団体の方より「1人行かせていただきます」と連絡がありました。 

 5月29日(土)の田植え当日、約束の駅に迎えに行きました。 

 オカピョオ君は、笑顔よしの好青年でした。 

 田植えは初めてとのことでしたが、良く働いてくれました。また、勘がいい! 

私の手元まで苗を上げてくれました。 

 作業内容は、①苗運び ②苗の手渡し ③「トンボ」で「ほ場」の凸凹ならし ④箱洗い 

 私も62歳で、長年1人で田植えをしており、「体キツク」て・・・「おお助かり」でした! 

 決して支援ではありません。田植え作業の「労働と報酬」。小さいけれど経済活動です。仕事ははかどり私の体も楽。オカピョオ君は現金を手に入れる。お互い様のwin-winです。次は6月12日(土)にまた来てもらいます。 

 帰り、駅までの車中で恋人の写真を見せてくれて、コロナが落ち着いたら結婚したいとのことでした 

 色々混ざりの言葉で話してくれて・・・でも聞こうと心がけたら解るもんですね! 

 来年、オカピョオ君が来れなくても、またミャンマーの学生さんと田植え仕事を一緒にしたいと、今そう思っています。 

=農家のご門徒様へ= 

「あっ、その手も有りだな」と思われましたら、どうか学生さんに仕事の機会を与えてください。今、本当に学生は困っています。 

 田植え期間に間に合わなかったら、秋の収穫の籾運び等々。 

 門徒さん仲間で、営農組合・法人の方々、桃・りんご・ぶどう、果樹園を経営なされている方々、2、3名を受け入れようかとなれば、小さな経済活動から支援活動になると思います。 

【窓口】私の場合、教務所の職員さんでしたが、お近くに大学があれば大学生協。 

『素晴らしいご縁をいただいた』兵庫教区教務所のYさんに感謝いたします。 

                         合掌

戸田勲さんとオカピョーさん.jpg
田植え機に乗るオカピョーさん.jpg

北豊教区仏教壮年会連盟 理事長 倉石 功

 昨年度の活動につきましては新型コロナウイルス感染症の影響で、活動は全て中止せざるを得ませんでした。

通年、我々の教区では5月に総会、10月に研修会を開催しています。 

昨年は総会前の3月に理事会を開き、総会開催の是非について議論した結果、コロナ感染防止の為、文書審議で行うことを決定しました。

また、研修会については全面中止ということに致しました。 

 今年度に入り前年同様に総会は文書審議と致し、秋の研修会はいま現在、様子見というところです。

 尚、昨年の3月に研修会の開催方法について変更する議論を始めた矢先、コロナ感染拡大の影響により理事会の開催もままならず、結論には至っていません。

 しかし、この様な時代だからこそ仏壮活動の基本に返り、地道に一歩ずつ確実に前へ進むことが大事ではなかろうかと痛感しているところです。

 また、コロナ禍だからこそのネットを利用したオンラインでの会議を活用し、活動の前進に努めていかなければと思うことであります。

山口教区評議員 国吉 仁

 昨年より浄土真宗本願寺派仏教壮年会連盟、山口教区の評議員に任命され組織拡充委員会委員に委嘱されました。

 何も分からず教わりながら活動させていただくつもりでしたが、コロナ禍でなかなか皆様にお会いする事ができず残念でなりません。

 山口教区は平年であれば、6月に総会、2月に教区仏壮大会の2回の大きな行事を行っています。300〜500名程度の参加があります。理事会も数回行いますが、5年前より年1度の理事会は教区別院ではなく持ち回りで教区内いろいろな寺院で開催し、懇親会も実施します。各地域の特色が分かり、大変有意義な会となっています。また全国仏壮大会、連区仏壮研修会がない年には県外への理事研修旅行を開催しております。どちらも参加者が多く楽しみにしています。

 しかしながら、昨年からのコロナ禍で中止、縮小が余儀なくされていますが、今年2月には教区仏壮大会を規模縮小し83名の参加で開催することができました。

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安芸教区評議員 沖段琢磨 

 昨年浄土真宗本願寺派仏教壮年会連盟、安芸教区の評議員に任命され、評議員会において組織拡充委員会の委員に委嘱されました。 

 コロナ禍で安芸教区の仏教壮年会連盟では、予定されていたほとんどの事業が中止となる中、昨年度は奉仕作業と理事・幹事研修会を行うことができました。 

唯一の研修会講師は当教区教務所長の榮俊英師で、前半は「仏教壮年会のはじまり」と題し、「親鸞聖人のみ教えをよりどころに阿弥陀如来の本願名号を聞信して念仏申す同信の朋の集まりである」と仏教壮年会組織の始まった経緯の説明があり、後半は「次世代へのご縁づくり」として仏法との出遇いや、仏法とのご縁を恵まれた「出遇い・言葉」などを次世代へ伝えるご縁づくりの講義がありました。また私にできることでは「阿弥陀如来の智慧と慈悲を正しくわかりやすく伝え、そのお心にかなうよう私たち一人ひとりが行動する」とお示しいただいた、ことなどのお話をいただき、大変わかりやすく実りある研修会となりました。

 さて、組織拡充委員会の取組として、私は「仏教壮年会は誰のための、何のための仏壮か?」を考えてみると、念仏に生かされる自身の喜びもあると思いますが、若年層の寺離れや門信徒の減少などで寺院の存続が危ぶまれる中、住職と門徒の相互信頼により寺院運営活動を活発化させることが必要で、その中心的役割が仏教壮年会であり、各寺院に仏教壮年が必要なのだと思います。お寺と、危機感を共有していきたいものです。

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『本山 御正忌報恩講オンライン参拝』は・・・。
   長崎教区仏教壮年会連盟理事長 園田祥隆

 その主旨は、『間違っていなかった』。と、思うのだが…。参拝日の1月15日(金)に「長崎教堂」へ来た参拝者は、何と、何と私一人。主旨は『インターネット環境が整備されておらず、自宅等で視聴することができない方々をはじめ、一人でも多くの方に「本山 御正忌報恩講法要」のご縁に遇っていただく……』。というもの。オンライン参拝開催を昨年12月18(金)に長崎教区仏教壮年会連盟理事会において、長崎教区事務局に提案。了承を得て、開催日を1月15日(金)、開催場所は、「長崎教堂 本堂」とした。時期が悪かった…。ここにきて新型コロナウイルス感染拡大の勢いは急加速。11都府県に「緊急事態宣言」が発出され、さらに1月16日には長崎市内に県独自の緊急事態宣言が発令された。「巣ごもり生活」の再来だ。「本山」では現況に鑑み参拝の受付が中止され、法要の様子が見られるのは「インターネット中継」のみ。「本願寺のホームページ」を見ると、『ご自宅等でご参拝ください』とある。 

  IT化、例えばオンライン会議等は、ますます推進されていくだろう。しかし、インターネット接続環境が整備されていない人たちもいるということを決して忘れてはならない。IT化の促進とセットで考える必要があろう。「本山」へ行く体力がないとか、インターネットが出来ない、Wi‐Fiを設置していない、そうした人たちのためにも、また、門信徒減を回避するためにも、教務所や所属寺院へ行けば、インターネット配信動画が見られる環境整備は急務であろう。今回の「オンライン参拝」の結果はかんばしくなかったが、この試みは、ウィズコロナ、アフターコロナ時代の「伝わる伝道」の第一歩と確信している。

 ウィズコロナ、アフターコロナ時代へと移り、我々の生活は大きく変化しつつある。それにより宗派も大変革の時代を迎えようとしている。その変化に対応できるか、否かが、これからの課題であろう。「仏教壮年会」は多種多様な職種、職業、幅広い年齢の方々で構成されている。まさに知恵の宝庫と言えようか。その知恵を出し合い、汗を出す。これぞ「仏教壮年会」。

  「諸行無常」。「無常」とは「変化」なり…。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……。〈釋 仰願〉

備後教区 評議員 神田敏行

 この1年は、コロナ禍にあって仏壮の活動は自粛せざるを得ませんでした。 

 なかなか終息のめども立たず、互いの命や生活を守りながら、どのような活動ができるのか、簡単には答えの出せぬ日々でした。 

 その様な中でも、教務所を預かる先生方のご配慮により、感染症対策を取りながら、ご法座が年間を通して開催され、ご聴聞の機会を絶やすことのないようご尽力いただきました。 

 また、去る2月14日には、初めての試みとして、仏教壮年会連盟の中央研修会がweb(オンライン)にて開催され、備後教区から2名の方に教務所よりご参加いただきました。 

 いつでしたか、法語カレンダーに書かれていたお言葉に、「われらは善人にもあらず 賢人にもあらず」というお言葉がございました。 

 どの様な活動をするにしても、自身の胸に留めておきたいものです。 

 しかし、すぐ忘れてしまうのが、この私です。 

 故に、繰り返し、繰り返しご聴聞を続けて行く他はないのだと思うのです。 

合掌

四州教区 仏教壮年会連盟理事長 窪添 司

 今年度、四州教区の壮年会は、新型コロナウイルスの感染防止の為、ほとんどの活動を休止せざるを得ませんでした。
 所属寺の方では、毎年壮年会が中心となって全戦没者追悼法要・敬老会・研修旅行等々を行ってきましたが、今年度は全戦没者追悼法要のみの活動となりました。
 新たな取り組みとして、コロナ禍の中で貧困に苦しむ家庭や大学生向けに、お供え物などを配布する「おてらおやつクラブ」の活動に所属寺を通して協力させてもらいました。
 来年度も感染予防に気を付けながら、出来る範囲の活動を続けていきたいと思います。

山陰教区 仏教壮年会連盟理事長 眞野明政

 今年もコロナ禍の年明けとなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、山陰教区仏教壮年会の活動ですが、残念ながら新型コロナウイルス感染症対策として、ほとんど自粛という形となりました。したがいまして今回は、平常時の活動を紹介します。
 山陰教区は鳥取県、島根県、東西約280㎞のエリアの為、合同研修会をしにくい事情があります。よって年一回の総会、合同研修を松江の山陰教堂で行い、ブロック研修会を鳥取、出雲、石見で行っています。ご講師からのご法話をお聴聞することを主とした活動です。又、年一回の機関紙【壮創】も発刊しています。コロナ禍の非常時の時代ですが、地道に確実な活動を行ってまいります。

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困った時はおたがいさんや。ましてやご門徒さんやし
       兵庫教区仏教壮年会連盟理事長 戸田 勲

 師走を迎え、大変寒くなりましたが、今年は和水仙が早く咲き始めました。
 朋友の皆様には、ご多忙な毎日をお過ごしのことと存じます。
 この7月に教区仏教壮年会連盟理事長を拝命いたし2期目となります。1期目は、1年目から行事や研修をこなすことでいっぱいいっぱいでした。2年目からは、仏壮の課題を私自身の中で整理していくことができました。2期目に入り整理した課題の中で2つの課題に注目しました。
 1つ目は「災害対策」です。災害時、被災された寺院とその地区に、教区仏教壮年会連盟と教区災害対策室が連携して速やかな支援ができないものか!?教区教務所長、災害対策室、実践運動及び仏壮の担当の先生方と話を重ね、重点目標として「仏壮としてあらゆる災害の支援に取り組む」を理念に、仏壮が積極的に活動を行う!という災害対策の基本を提案していきます。
 2つ目は、「青年会との連携」です。青年会、または仏教に興味のある若者と交流していますか?自分自身の反省も含め、今後若者との研修やお聴聞の機会を教区で作っていこうと思っています。
 仏壮には課題が多くあります。だからこそ多くの課題に直面し気づかれたら、どんどん提案し、思いを共有し、助け合い「おたがいさま」を大切に活動していきましょう。

 

和歌山教区仏教壮年会連盟

 昨年(令和元年)9月18日、19日に和歌山教区仏教壮年会連盟の活動のひとつとして千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要に参拝し、以下の日程で親睦並びに朋友の輪を拡げました。なお、追悼法要の際、教区理事長の道場さんが献花に参加され感激しました。    

  1日目 8:09  和歌山駅発(くろしお8号) ----  9:33 新大阪駅(のぞみ120号) -----  12:30 千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要参拝 -----14:45 靖国神社(遊就館) ----- 16:45 ホテル着 ----- 18:30 夕食    

  2日目 7:00 築地本願寺参拝 ----- 9:50 板東報恩寺参拝 ----- 11:00 東京スカイツリー -----   14:20 東京駅発(のぞみ367号) ---- 18:21和歌山駅着/解散 

 道中、15名は和気あいあいと交流を深め、職種や職業が違う事から色んな経験を聞き有意義な参拝(旅行)でした。 

 私的な感想ですが築地本願寺参拝の際、若いサラリーマンが出社前にお参りしているのを見て感銘を受けました。 

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奈良教区仏教壮年会連盟
「第39回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要参拝研修」
     奈良教区仏教壮年会連盟 理事長 田中彰一

 奈良教区仏教壮年会連盟では毎年秋の頃、研修会をしています。その年により、県内外・日帰りや一泊研修と形にとらわれず活動しています。  今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、残念ながら研修会はもとよりすべての行事において予定が立っておりません。 今回は昨年の9月におこなわれた「第39回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要参拝研修」の報告をさせていただきます。


◆研修日程  
9月17日「へいわフォーラム」 築地本願寺  
9月18日「第39回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要」

            国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑
◆研修内容
17日   平和フォーラム
 1部 映画「いしぶみ」
    昭和20年8月6日 旧制・広島二中 1年生321人
    広島の本川の土手にて被爆し、幼くしてこの世を
    去った彼らの最後の言葉を女優の綾瀬はるかさんが、
    語りべ形式にて紹介された戦争の記録映画


 2部 「被爆体験のお話」
    本願寺派の布教使でありご本人が被爆者でもある
    東條明子先生の「被爆体験・戦争の愚かさ・何により
    救われたか」のご講話

 

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へいわフォーラム 第2部

 へいわフォーラムに参加させていただき、第1部・2部を通して戦争の悲惨さや恐ろしさを改めて痛感し、どんな事があろうと戦争をしてはならないと考えさせられる1日でした。

 18日  千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要には、大谷光淳御門主がご臨席され、安永雄玄築地本願寺宗務長の導師の元 正信念佛偈を勤行し、参拝した約1300人が平和への願いを新たにしました。同法要は、満州事変の発端(柳条湖事件)となった9月18日に合せ1981年から毎年同日に開催されているそうです。

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「第39回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要」 会場にて

 「全戦没者」という言葉には、人類が繰り返してきた戦争によって、尊いいのちを失われた全ての戦争犠牲者への思いが込められています。

 「平和宣言」において石上智康総長は「仏智に教え導かれ、これを世界中に広く伝え、そして、そのような生き方を積み重ねていくことで、平和への取り組みは、より具体的なものとなるでしょう」とおっしゃっておられました。私はこのお言葉を「平和を願うと共にその願いを何かのかたちで表現し続けることにより平和への歩みを進める1歩になるのですよ」とおっしゃられているように聞こえました。

 今回の研修に参加させて頂き、私は親鸞聖人の「世のなか 安穏なれ」のお言葉を思い出しました。そして念仏者として平和を願うだけではなく、どのように生きていかなければならないかを改めて考える機会を頂いた研修会であったように思います。

                     合 掌

大阪教区仏教壮年会連盟 仏教壮年交流会
 大阪教区仏教壮年会連盟 理事長 西尾豪士

 大阪教区仏教壮年会連盟では、仏壮会員の交流の場として1日現地研修バス旅行と仏教壮年交流会(落語会)を開催しています。残念ながら、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響から行事開催の見通しが立っていないため、今回は今年2月に実施した仏教壮年交流会についてご紹介します。 

 著名な落語家を招いての落語会を開催しています。今年は桂ざこば門下の桂米紫(べいし)さん。開口一番「仏教壮年会の皆さまの前で落語をするのが、小さい時からの夢でした」。ドッカーンと大爆笑で始まりました。例年落語は2席で1つは仏教に関するもの。過去には当然「お文(ふみ)さん」などもありました。あと1つは自由題です。また当日は落語会の前に「単位会活動紹介」の時間も設けています。頑張って地域で活動されている単位会の代表者がその活動内容を発表します。参加されている他の会員の方の参考や刺激になればという思いで実施しています。 

 落語の後は、用意したオードブルを囲んで、桂米紫さんも交えての懇親会を行い、最後に豪華景品?満載のビンゴゲームです。景品が豊富なことからビンゴ目的の人もいるとの話も。過去に交流会として、ゴルフコンペやボーリング大会も開催していましたが、参加者の顔ぶれが固定化してきていましたので、5年前から落語交流会に切り替えました。子どもさんも参加していただくなど年齢層にも広がりが見られ最近では定着した感があります。ただ年々参加者は減少傾向であり、マンネリ化も感じられることから、今後さらに工夫を凝らし、寺や組の枠を超えた会員間のパイプを太くし組織の拡大につなげていきたいと考えています。

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開会式でのお勤め

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落語 桂 米紫 師

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参加者との記念撮影

京都教区仏教壮年会連盟(長尾敬行)

 毎年実施している研修協議会の内容を理事会で検討した際、京都市内の別院等に参拝をしたことのない会員が多いことがわかりました。 

 そこで、2年間かけて参拝する計画をたてました。 

 2020年度 本願寺→日野誕生院→西山別院→角坊 

 2021年度 本願寺→青蓮院→山科別院→北山別院 

第1回目、2020(令和2)年1月25日、本願寺に集合。 

「お西さんを知ろう!」に参加後、日野誕生院へ。 

 日野誕生院では、私たちの参拝日が土曜日の午前中ということもあり、偶然に、隣接する誕生院保育園の園児が大きな声で挨拶してくれました。そのことが、親鸞聖人ご誕生の地をこれから参拝させていただくという緊張感をほぐしてくれたような、それでいて、温かい気持ちにさせてもらいました。 

 西山別院には「得度習礼・教師教修所」が併設されており、本願寺派で僧侶になる方は、こちらで習礼を受けられるそうです。今回、京都教区からは2名の住職さんがご参加くださいました。沿革説明をいただいた後、本願寺第三代覚如上人の御廟である、覚祖廟を参拝いたしました。 

 角坊では、蓮の一生が描かれている還浄殿の襖絵を見ながら、沿革説明と、生老病死のご法話をいただきました。山門に掲げてある笠は、太平洋戦争中の金属提供を唯一免れた「親鸞聖人像」の編み笠なんだそう。私の背丈より大きい事に驚きました。 

 この度、初めて企画した1日バス研修に参加くださった皆さまからは好評をいただきました。次回の開催の時には参加者が更に増える事を期待し、その機運が仏壮活動の更なる活性化に繋げていけるよう、活動を続けていきます。

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滋賀教区仏教壮年会連盟 理事長 安居徹

 滋賀教区仏教壮年会連盟では毎年4月最終土曜日に八幡別院にて滋賀教区の総会を行います。研修会は年2回行っており、9月に県内で宿泊研修、2月に県外で一日研修を行っております。 

 昨年の9月の宿泊研修では琵琶湖の沖島にある西福寺様を訪問し、ご住職様よりご法話をいただきました。西福寺様は蓮如上人とのご縁が深い寺院で、今でも蓮如上人のお名号など数多くの宝物が残されており、研修会参加者一同、感激いたしました。同じ滋賀県内に住んでいても、なかなか訪れる事が少ない沖島を訪ねることができました。その後、近江八幡国民休暇村で宿泊し、懇親会を行い参加者の親睦が深まりました。 

 2月の一日研修では一昨年同様、本山御影堂前に集合し、ご本山からバスで出発し市内にある法然寺様に参拝いたしました。法然寺様は法然聖人のお弟子である熊谷直実(蓮生房)が、法然聖人から拝領された聖人自作の御影を安置して建立されたお寺です。 

そこには、法然聖人の御廟所、また熊谷直実の鎧からつくられた釣り灯籠や、熊谷直実自身が仏門に入る大きな転機となった平敦盛の像など、数多くのご宝物がある由緒ある寺院です。普段、親鸞聖人のことを学ばせていただくことの多い私たちですが、七高僧様のおひとりである法然聖人のことを学ぶ機会は多くありません。この度、法然寺様に参拝いたし、ご住職様より懇切丁寧に、法然聖人の人間像や、熊谷直実の人生、また親鸞聖人との関わりをお話しくださいました。なかなか拝見できない貴重なご宝物を間近で見せていただくことができた貴重なご縁でした。参拝後、昼食の懇親会を行い参加者の親睦をはかることができました。

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熊谷直実(蓮生房)像

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鎧の釣り灯籠

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法然聖人像(法然聖人ご自作)

東海教区仏教壮年会連盟

 東海教区仏教壮年会連盟では毎年、総会 研修会と一泊研修会を中心に活動しています。

  一泊研修会は三重県にある湯の山温泉の旅館で開催し、研修会後は懇親会で交流を深めています。

 また、名古屋別院が開催している名古屋別院奉仕団にも毎年参加しています。午前中は、別院の堂内見学と清掃奉仕。午後からは、別院の常例布教でお聴聞します。 

別院のご門徒さんと一緒にお参りする、よいご縁となっています。

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2019(令和元)年度 一泊研修会

岐阜教区仏教壮年会連盟

 岐阜教区仏教壮年会連盟では、本願寺岐阜別院の報恩講法要第2日目初夜法要に併せて、平成30年度より本堂前に竹灯りを灯しています。秋の彼岸の頃より、仏壮会員の方が竹を持ち寄り竹筒の加工を行います。併せて、竹灯りの中に入れるろうそく作りも行います。ろうそく作りは、教区内寺院より残ロウを回収し、それをまとめて鍋で溶かした後、アルミ缶を半分に切った型に流しこみ作っていきます。全部で約140セットを作製し、当日に備えます。報恩講参拝当日は、夕方に会員が集合し準備に入ります。周りが薄暗くなるのに併せていよいよ火を灯します。浮かび上がる本堂の幻想的なたたずまいに念仏の声が広がっていました。平成30年の岐阜新聞に記事として取りあげられました。今年度も引き続き竹灯りを実施していきます。

 

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準備の様子

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竹灯り

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本堂前

福井教区仏教壮年会連盟(野原伸太)

 福井教区では、昨年11月9日(土)に「教区仏壮活性化交流会」を企画し、『念珠づくり』を行いました。 

 材料となる念珠の『珠』は重厚感ある「インド翡翠」(仏壮の色「緑」)と、いろいろな色(10種類程度)の紐を準備し、『編み方』を事務局に指導していただいて、自分独自の『念珠』を作りました。 

 その後、全員で出来上がりを見せ合いながら酒を酌み交わし、お互いの仏壮会の取り組みなどについて、話し合いを行いました。 


  翌日は、引き続き場所を変えて、ボーリング大会を開催しました。

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石川教区仏教壮年会連盟

 石川教区では、毎年1泊2日で研修親睦会を開催しています。 

 2019(令和元)年度は、小松市にある松風荘にて、講師に髙務祐真先生をお招きして学びを深めました。 

 このたびのテーマは「お浄土について」。親鸞聖人がおられた当時の時代背景を手がかりとして「お浄土に向かって歩む」ということについて学びを深めました。質疑応答の時間では「死後について聞かれた際に、どのようにお答えすれば良いか」「宗教は必要ないと言われている人はどう思うか」など積極的に意見が交わされました。その後の親睦会では、各単位会がどのような活動をしているかなどの発表を行い交流を深めました。

  今後も年齢層の幅を拡げつつ単位会同士の交流を深めて、教区全体で仏教壮年会を盛り上げていきたいと思っています。

 

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高岡教区仏教壮年会連盟

 高岡教区では、総会と研修会、ボウリング大会を恒例の行事として実施しています。 

 特に、‘若い世代を仏壮活動に’との願いからはじまったボウリング大会は、今年で26回目を迎えます。26単位しかない教区連盟ですが、例年4人1チームで80〜90名の参加があります。 

  優勝・準優勝・3位・BB賞・教務所長賞・理事長賞、そして浄土真宗にちなんだ個人賞(18願賞→18位、阿弥陀如来の誓願賞→48位、立教開宗賞→52位など)を用意しています。ただ・・・・研修会よりも参加が多いというのは、ちょっと考えものかもしれません。(写真は以前の大会のものです。)

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東日本大震災除草ボランティア(富山教区仏教壮年会連盟)

 2018年より、富山教区仏教壮年会連盟では、東日本大震災の復興ボランティアの一環として、除草活動を行っております。

 今回で2回目となる活動は、2019年7月21日(日)〜22日(月)の2日間で宮城県本吉郡南三陸町にある戸倉復興住宅にて行いました。現地は盛夏にもかかわらず、大変涼しく作業が捗りました。地元の方にもお手伝いいただき、交流の場にもなりました。翌日には被災地を巡り、今なお残る東日本大震災の傷跡に一同、絶句。改めて地震の恐ろしさを知らされました。その半面、急ピッチで復興が進む状況を確認でき現地の方々の力強さを感じた旅となりました。

今後も復興ボランティアは、継続して行う予定です。

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仏教壮年の声

「東日本(第1連区)仏教壮年大会」「仏教壮年会セミナー」
開催 (新潟教区仏教壮年会連盟)

 2019(令和元)年9月28日、新潟別院を会場に、『ともに聞き まことのよろこびを伝えよう』をテーマに「東日本仏教壮年大会」と「仏教壮年会セミナー」を併せて当教区担当にて開催しました。

 大会の前半の記念講演は髙橋哲了先生 (仏壮連盟講師)から仏壮活動の普及に向けたお話をしていただき、第1連区の各教区活動報告の後、後半は三浦明利さん(奈良教区)から『音楽法話』としてオリジナル曲などを澄んだ歌声で披露いただき有意義な大会となりました。 

北海道をはじめ広大な第1連区各地からご参加くださり、有難うございました。

 

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「お話を聞くつどい」開催 (国府教区仏教壮年会連盟)

 国府教区仏教壮年会連盟では、別院報恩講を機縁として、各仏壮単位会(会員)の聞法の場を増やし、学びを深めるとともに、更なる仏壮活動の活発化に資するため、毎年7月4日に研修会「お話しを聞くつどい」を開催しております。 
今年度は大阪教区の安方哲爾先生から『親鸞一人がためなりけり』との講題でご法話をいただき、仏壮会員17名が参加いたしました。安方先生から分かりやすく親鸞聖人のお念仏やご生涯についてお話しいただき、大変有意義な研修会でありました。

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長野教区仏教壮年会連盟総会 (長野教区)

 2019(令和元)年度の総会を、6月22日(土)に本願寺長野別院において開催し、72名の参加をいただきました。 
総会後、山地組組長 久遠 峯志さんより記念講演をいただきました。普段から「生死(しょうじ)」について自分のこととして考えることが、いかに大切なことか、分かりやすくお話しくださいました。また、講演の合間には、ご講師自らプロ級の腕前であるサックスの演奏も何曲か披露され、大変有意義な総会・記念講演でありました。

 

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わたしのお寺、みんなのお寺 宮南 靖(東京教区)

 「親鸞聖人がご宿泊され、おみのりを説かれた家がありました。聖人が横を流れる川を渡られたのち、向こう岸から空に向かって南無阿弥陀仏と書かれたら、家のあるじの持つ紙に南無阿弥陀仏の文字が浮かび上がりました。その家がお寺のルーツです」とご住職(東京教区正浄寺)。  

 お寺には、門徒推進員の会、高齢者の無量寿会、青年と壮年合同の会、婦人の会、雅楽の会という5つの活動団体があります。それを34の地区代表から構成される総代会が取りまとめ(事業計画・予算の承認と会計監査)をされています。ご住職、坊守様は計画を承認する立場ですが、細かい運営には口を出さない方針だそうです。 

 お寺では、報恩講やお彼岸はもちろんのこと、毎月の常例法座がお勤まりになり、その法座に34地区から多くのご門徒さんが当番制で奉仕なさっています。お斎の献立は当番地区の農家が持ち寄った食材を見てから決められるそうです。各団体もお磨きや清掃、ピザを焼く担当などに分かれて準備に当たられます。初参式、入学、喜寿、米寿祝いの行事も各団体がサポートして開催しています。 

 「過疎化が進む地区ではありますが、地域当番制で団体に入ってない若い世代も母親の後ろ姿を見ながらご奉仕する習慣を育んでおられます」と坊守様は仰います。また、組内の寺院に所属される仏壮会員と合同のボーリング大会が開かれるほか、組全体の研修会などでも交流を図っておられます。

750年の歴史に裏付けされる、地区組織と5つの団体の組み合せが成す絶妙な仕組み。そして、その上に立つ血の通った温かい交流。ご住職、坊守様と各門徒グループが、我が事として「わたしのお寺」を誇りとし、「みんなのためのお寺」のために励んでおられる姿には、感動以外の何も浮かびませんでした。

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東北教区仏教婦人会連盟・仏教壮年会連盟
御同朋の社会をめざす運動(実践運動)合同研修会(東北教区)

 東北教区では毎年、東北教区仏教婦人会連盟と東北教区仏教壮年会連盟が合同で、一泊二日の研修会を開催しています。 

 2019(令和元)年度は、6月30日(日)〜7月1日(月)の二日間で秋保温泉岩沼屋にて行いました。仏教壮年会連盟講師の丸山文雄先生をお招きして、初日は「我々の正しいと思っている常識は本当に正しいのでしょうか?」、二日目は『「念仏者の生き方」−「私たちのちかい」』の講題のもと、ご講義いただきました。丸山先生のお話は、わかりやすく参加者から笑い声の溢れる楽しい研修会でした。 

また、開会式の勤行と二日目のお朝事を東北教区仏教壮年会が担当しました。大きな役割に緊張しましたが、無事に役目を全うすることができました。

 

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開会式の勤行

北海道教区仏教壮年会連盟研修会(北海道教区)

 北海道教区では、総会に併せて毎年4月に研修会を行っています。 

 2019年度の研修会では、昨年発生しました胆振東部地震の被災寺院の1つである、胆振組安立寺ご住職の佐々木学嗣さんにお話をいただきました。佐々木住職は「この話のなかで、何ができるかをイメージしながら聞いてください」と、実際の被災状況の写真を提示されながら話されました。 

 佐々木住職は入寺されたばかりで、壮年会の立ち上げもまだ行われていませんが、「地域とのつながりを見ていくとき、壮年会の方々がいればもっと支援や情報の共有もできたはずである」と壮年会への期待と重要性をお話しくださいました。 

北海道教区では、多くの方々より義援金をいただいております。皆様のお心遣い、誠に有難うございます。

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和歌山教区仏教壮年会連盟 結成40周年記念大会(和歌山教区)

6月2日に和歌山教区仏教壮年会連盟40周年記念大会に約400名の方が集い、盛大に開催されました。記念法話には高橋哲了先生・記念講話には「命の落語家」樋口強さんを迎え、祝賀会では生演奏でビートルズの数々のヒット曲を歌い大いに盛り上がりました。

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岐阜教区仏教壮年会連盟結成40周年記念大会(岐阜教区)

 2018(平成30)年5月12日(土)に標記大会が開催されました。 

 岐阜教区仏教壮年会連盟の『40周年』という歩みを慶びつつも、『50周年』に向けて第1歩を踏み出しました。 

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記念式典(勤行:讃仏偈)

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岐阜教区仏教壮年会連盟 森 久元 理事長 挨拶

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記念法話  仏教壮年会連盟講師 義本 弘導 先生

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記念行事  篠笛・能管奏者 福原 一笛

『岐阜別院秋季彼岸会』に流しそうめん 瀧瀬和男(岐阜教区)

9月22〜24日、岐阜別院では秋季彼岸会の法要が勤修され、岐阜教区仏教壮年連盟として参加しました。23日(土)には境内フリーマーケットが開催され、私たちは、流しそうめんを参拝の親子や多くの方に召しあがっていただきました。常任理事の方々には前々日から準備・段取りで会員の竹藪から直径18㌢長さ17㍍の立派な青竹〔孟宗竹〕を切り出し、間口:5㍍ 奥行:2.5㍍ コの字型に配置した手作りの「流しそうめん台」を完成、上々のできあがりに大満足(自己満足ですが……)

当日、10時から約200人分 (15㎏)のそうめんを準備し12時からスタート、5分単位でそうめんを流しました。この日は天候も良く、参拝者の皆さんは『美味しい…おいしい! 』と、召しあがっていただき、大好評!30分に渡って50人以上の行列ができ、スタッフは大汗で対応しました。この日は天候も良く、大勢の朋友の輪を拡め楽しくご縁をいただくことができました。

 
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第22回仏教壮年東北大会 大会実行委員長 佐藤治雄

 平成29年9月2日、専如ご門主ご臨席のもと、トークネットホール仙台で「第22回全国仏教壮年東北大会」が開催されました。 

全国から1300人を超える仏教壮年が、東北の地に集結いたしました。

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足利一之師の記念講演

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開会を楽しみに待つ参加者

西福寺創建777年記念法要と記念コンサート

    森 久元(岐阜教区)

平成29年7月7日西福寺創建777年の記念法要と記念コンサートが、晴天のもと行われ本堂は立ち見が出る程の賑わいでした。 

仏壮会員を中心に200名の方が参拝し、西福寺にとって歴史的な1日となりました。

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記念法要

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荘村さんの記念コンサート

第2回 歩こう会・・・み教えとともに
             揖斐組組長 川瀬善忠(岐阜教区)

 平成28年10月29日(土) 岐阜教区・揖斐組仏教壮年会の合同企画行事として、長瀬善立寺から横蔵西寶寺の往復18キロを歩く「第2回歩こう会」を開催し、子どもから大人まで幅広い世代の方々にご参加いただきました。 

 親鸞聖人はじめ多くの先達は、歩いてお法りの伝道をされました。そのご苦労を体験させていただき、紅葉の始まった秋を歩きながら語らい朋友の輪を拡げることをねらいとして実施しました。  

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善立寺にて牧野副輪番からの激励のご挨拶をいただきました

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道中での集合写真

伝灯奉告法要協賛仏教壮年会連盟教区代表者参拝
                  田仲 隆行(仏教壮年会連盟理事長)

 第25代専如門主伝灯奉告法要がお勤まりになっている10月22日(土)に、協賛行事として「仏教壮年会連盟教区代表者参拝」を本願寺にて開催いたしました。

 当日は、沖縄を含む全教区から202人の朋友の仲間が一堂に集まり、伝灯奉告法要のご勝縁にあわせていただきました。せっかく全国から仏壮の仲間が集まる機会なので、法要の後「仏壮の朋友の輪を拡げよう」と市内ホテルにて記念式典や記念行事を催しました。

 私は、連盟理事長の立場でホテルの玄関で石上総長(仏教壮年会連盟会長)とご一緒に前門様をお迎えし、控え室にご一緒させていただきました。式典開式の時間になると、仏壮の仲間が拍手でお迎えしてくれる会場に足を震わせながら、前門様・石上総長に続き入場するという栄誉にも恵まれました。

 式典は、前門様からお言葉を賜り、仏壮の仲間と共に決意表明もさせていただくなど、盛大に催すことができました。その後の懇親会でも各教区持ち寄りのお酒と食事に舌鼓を打ち、教区・ブロックの垣根を越えた和やかな懇親会となりました。

 いよいよ来年9月2日に開催されます、全国仏教壮年大会(仙台市)の良いはずみになったと思います。

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仏教壮年会連盟教区代表者が集う

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谷間徹誠講師のご法話

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講談師 旭堂さくらさんの講談

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教区の垣根を越えた和やかな懇親会

岐阜別院の秋季彼岸会に竹細工
                  林 時夫 (岐阜教区)

9月22日、岐阜別院では秋季彼岸会が勤修され岐阜教区仏壮連盟として参加しました。
教区仏壮常任理事を中心に11名で竹細工を行ない、参拝の子どもたちに無料配布しました。
各理事も幼少の頃の勘を思い出し、馴れないながらも上手い仕上がりにご満悦。
竹とんぼの飛ばし方を少し指導すると、飛ばなかった子も上手くなり大満足でした。
8時30分から準備をしましたが、用意した材料が14時には無くなり早仕舞いとなりました。
子どもも我々も、楽しい一日でした。
10月29日には、教区仏壮と揖斐組仏壮の合同企画で第2回「歩こう会・・・み教えとともに」を開催予定。
10月30日には、岐阜別院で開かれます「ご縁フェス」でまた「竹細工」を開催する予定です。
我々、岐阜教区仏壮の合言葉は「仏壮活動は楽しく」です。

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竹とんぼと竹笛を其々100個、また水笛や花筒など色々な物も製作しました。

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当日は小雨が降っていたにもかかわらず、子供たちも大勢参拝してくれました。

平成28年度岐阜教区揖斐組仏教壮年会総会及び第一回研修会
              揖斐組組長 川瀬善忠(岐阜教区)

平成27年2月に結成した岐阜教区揖斐組仏教壮年会の平成28年度総会を谷汲の善立寺で開催しました。31名でスタートした壮年会ですが、現在は男女合わせて64名の会員となりました。

この日は岐阜教区仏教壮年連盟林時夫理事長外5名を来賓に迎え、44名が参加しました。

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『熱心に参加される会員の方々』

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『「健康ヨガ」を楽しむ』

飯ごう炊さんで、おにぎりを作ろう
                          林 時夫(岐阜教区)

岐阜教区仏教壮年会連盟では、2014(平成26)年度には「新米でおにぎりを作ろう」(飯ごう炊さんの体験)を岐阜別院で開催しました。

2015(平成27)年度は、3月20日のお彼岸の中日に開催された岐阜別院フリーマーケットに協賛して、「飯ごう炊さんでおにぎりを作ろう」を開催しました。4合炊き飯ごう20個を2回に分けて炊きあげ、参拝者の方々におにぎりを握っていただきました。

この日は強い風が吹き心配しましたが見事に美味しく炊きあがりひと安心。飯ごうのご飯は初めてという人たちで大盛況でした。

大きなおにぎりを作って、「美味しい、美味しい」と喜んでいただきました。
隣りで出店のカレー屋さん「ごめんなさい」でした。

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 阿弥陀堂・御影堂のお煤払(おすすはらい)

12月20日早朝5時30分からのお晨朝に続き、理事会メンバー有志で参加してきました。蓮如さまの時代から500年以上続く行事で総勢900名がお集まりになりました。

ご門主さまが長さ4mの「お煤ほうき」で宮殿(くうでん)、厨子(ずし)を払われた後、参加者が「煤竹(すすだけ)」で畳を叩き、大きなうちわを使ってお堂からホコリを扇ぎだします。この1年毎日全国各地から参拝された方々が、少しずつ残された貴重な「すす」なので、「すす」ではなく「おすす」と言われるとのお話を伺った後で作業につきました。お堂の端から廊下まで3回も中腰で進むと腿はパンパン、煤竹を叩く握力がなくなってきますが、体も心も温かくなってきます。

今年はじめて、一般公募で参加された100名と一緒に、終了後にお斎をいただき心地好い疲労感とともに帰路につきました。

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「歩こう会・・・み教えとともに」
         揖斐組組長川瀬善忠(岐阜教区)

2015(平成27)年10月31日(土)に岐阜教区仏教壮年会(岐阜教区仏教壮年会と揖斐組仏教壮年会合同企画)主催の『歩こう会・・・み教えとともに』を開催いたしました。

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岐阜教区教務所長の合図で善立寺から「歩こう会のスタート」

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圓勝寺での記念写真

「東北教区で第3回 聞法の集いに参加」
 
矢野純行(大阪教区) 

2015年6月19日(金)東北教区相馬組勝縁寺にて「第3回 聞法の集い」が100名ほどの参拝者で満堂のうちに開催されました。東日本大震災により東北教区相馬組10寺中の7寺の住職・門信徒がそれぞれ仮設住宅等での避難生活となり、結果としてお聴聞の場所・機会を無くすこととなりました。大阪教区の有志住職を中心とした「がんばっぺ東北」が相馬組を支援する形でスタートしたのが「聞法の集い」で、今回で3回目となり、仏教壮年会の私もご縁があり参加させていただきました。

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「岐阜教区揖斐組仏教壮年会結成式」
    岐阜教区揖斐組組長 川瀬善忠(岐阜教区)

 この度、組長の呼びかけで岐阜教区揖斐組仏教壮年会が結成されました。今まで揖斐組の各寺院には、連盟登録の仏教壮年会がありませんでしたが、組全体から31名(うち4名が女性)の賛同者が集まり、2月1日にその結成式と記念活動並びに懇親会が開催されました。

 岐阜教務所の担当者2名と岐阜教区仏教壮年会連盟理事長外5名を来賓に迎え、川瀬善忠組長の調声で讃仏偈をお勤めし、役員等の選出、今後の活動計画等を決めました。

 式の後、結成活動として各寺院での「ヨガ」活動を通して、寺起こしの応援をされている若くて素敵なインストラクターの指導で、健康体操を楽しみました。

夜には近くの料理屋「シイタケ園」で35名が参集し、にぎやかに懇親会を開き、交流を深めました。

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結成式後の記念写真 平成27年2月1日 揖斐組善立寺本堂にて

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懇親会で最高齢の会員が「祝賀の詩」を舞って下さいました

「玖珂西組仏壮結成40周年記念大会開催」 山根明弘(山口教区)

1年間の準備期間を設け、2013(平成25)年8月25日(日)に組仏壮結成40周年記念大会を開催いたしました。玖珂西組を除いた教区内の15組からも68名の参加をいただくなど、500人を収容する地域最大のホールが満席となるほどのご参加をいただきました。 

ご講師には仏教壮年会連盟の藤井邦麿活動推進講師(大分教区)にお越しいただき、「われ、仏壮として生きん」をテーマとして、90分の熱のこもった講演を頂戴いたしました。 開催にあたっては、さまざまな苦労もありましたが、多くのご参加をいただき、盛会のうちに開催することができました。

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アトラクション「コール白れんげ」の様子

 「新潟教区第31回仏壮研修大会の事」 田中勉(新潟教区)

11月24日、新潟教区 元上組 明鏡寺様に於いて標記の大会が開催されました。当日は天候の芳しからざる中、200名に近い門徒の皆さんが一堂に会し、楽しく有意義な一日でありました。日程中、パネルディスカッションがあり、それぞれの地区の体験発表が行われました。 

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またアトラクションとして、小千谷市片貝町池津の郷土芸能保存会の方による「新保広大寺・八木節」が披露され、会場は大変盛り上がりました。さらに昼食では元上組仏教婦人会連盟の皆さんより暖かいトン汁の接待もありました。 今回の研修会には高橋哲了仏教壮年会連盟活動推進講師をお招きし、ご法話をいただきました。高橋講師の滋味溢れるご法話に皆さん頻りにうなずいておられました。新潟教区内では仏壮の活動も一部地域では低迷している感もありますが、このような盛大な元上組の活動を通して、パワーを貰った感じがします。当教区内各組もこのパワーをもらって、益々活発に仏壮活動を推進しようと思います。

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 「お寺を中心に、世代を超えてつどいを開催」 加納五郎(岐阜教区)

平成25年7月13日(土)、岐阜教区 岐厚組 河野西福寺において、西福寺仏教壮年会主催、西福寺総代会・仏教婦人会後援のもと、本年も「親子のつどい(キッズサンガ)」を開催しました。子どもたちは親御さんと一緒に大きな声で、お経(らいはいのうた)をお勤めし、真剣なまなざしで住職のお話を聞きました。 

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また昨年同様、岐阜聖徳学園高等学校の和太鼓部による演奏が披露されました。子どもたちは生徒さんと一緒に流しソーメンやかき氷などをいただき、また、スイカ割りや親御さんのラムネ早飲み競争に声援を送るなどして、お寺で楽しい一日を過ごしました。

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「東北教区でボランティア活動」齋藤巧(四州教区)

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平成25年3月9日から12日まで、東日本大震災の被災地、東北教区へボランティア活動に行ってきました。東北教区災害ボランティアセンターを訪ね、屋外での流入物の撤去作業や、仮設住宅への訪問ボランティアに参加いたしました。
また、石巻市のコミュニティーセンター「スペース千人風呂」で行われた、浄土真宗本願寺派の特別法務員の方による、「追悼雅楽演奏会」への参拝や、東北教区仏教壮年会の方と交流会を行いました。 

 
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4日間東北地方に滞在し、いろいろな場所を見学させていただきました。写真やテレビの映像で見るのと、実際に自分の目で見るのとでは、受け取る思いや衝撃が全く違うものでした。まだまだ復興が進んでいない現状も目の当たりにしました。仮設住宅を出た後のこと、学校の再建など、復興後のことを含め、長い支援が必要であると感じました。仏教壮年会の会員として、この災害を忘れずに、継続して支援を行っていきたいと思います。

「親子のつどい(キッズサンガ)開催」 加納五郎(岐阜教区)

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平成24年7月15日(日)、岐阜教区 岐厚組 西福寺において、西福寺仏教壮年会主催、西福寺総代会・仏教婦人会後援のもと「親子のつどい(キッズサンガ)」を開催しました。住職のお話を子供たちと一緒に、親御さんも一生懸命聞き、みんなで、お経を大きな声で称えました。

 
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また、岐阜聖徳学園高等学校の沖縄文化研究会のメンバーが応援に来ていただき、エイサーの踊りを披露してくださったり、シャボン玉を使って子どもたちと一緒に遊んでいただきました。岐阜清流国体・岐阜清流大会のマスコット ミナモくんも来てくれました。 当日、子どもたちは仏さまのご縁に出遇うとともに、お寺を中心として楽しい一日を過ごしていただけたと思います。

「沖縄県宗務特別区仏教壮年会連盟結成大会 2009年9月6日に挙行されました。」

沖縄県宗務特別区において待望の仏教壮年会連盟が結成され、9月6日(日)に結成大会が行われました。

午後2時から開催されました総会では連盟の規約、活動方針、会計等が承認されました。

引き続き行われた結成大会では、重誓偈のお勤めのあと、沖縄県宗務事務所 藤谷弘道所長が「教区仏壮が連盟化したことは大変喜ばしいことである」とお祝いの言葉を述べられ、続いて山川伸幸理事長が、「念願であった沖縄の仏教壮年会連盟がいよいよ結成された。今後はますますの発展に力を尽くしたい」と抱負を述べられました。その後浄土真宗本願寺派 仏教壮年連盟会長の祝辞の代読があり、最後は新垣一馬副理事長が決意表明をされ、盛会のうちに式典が終了しました。

そのあとの記念講演では、浄土真宗本願寺派仏教壮年連盟活動推進講師の松月博宣師が、各地の仏教壮年会の活動事例を出しながら、壮年会のあり方について話されました。

午後6時から行われた祝賀会では、参加者がそれぞれに壮年会に対する想いを語り合い、親睦を深めました。 

40名の参加者が念願の仏教壮年会連盟結成の喜びを分かち合い、今後ますますの壮年会発展の期待を感じさせる大会でありました。

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